
■ イギリス国鉄 Class 55 電気式ディーゼル機関車 (イギリス国立鉄道博物館)
イギリス国鉄 Class 55は、イースト·コースト本線(キングス・クロス-エディンバラ間)用に設計され、1961年~1962年にかけて22両が製造されたディーゼル機関車で、製造当初のナンバーはD9000~D9021でしたが、後に55001~55022に改番されました。
HST(インター・シティー125)が登場する1978年まで同区間の旅客列車を牽引、その後1981年までに一部を除いて廃車となっています。
現在ではほとんどの車両が解体されていますが、6両が保存車として残っています。
そのうち55002(旧D9002)をヨークにあるイギリス鉄道博物館にて、撮影していましたのでまとめたいと思います。
【イギリス国立鉄道博物館に関する記事】
● 0系新幹線 22-141 (イギリス国立鉄道博物館)
http://ntmuseum.blog130.fc2.com/blog-entry-268.html
● イギリスへの旅 (2010年11月)・3日目
http://ntmuseum.blog130.fc2.com/blog-entry-312.html
■ Class 55(55002)
Class 55002は、1961年にD9001として製造され、「The King's Own Yorkshire Light Infantry」の愛称名が付けられています。
1980年に廃車となり、イギリス国立鉄道博物館に寄贈され保存機として復活しています。


発電機はネーピアデルティック D18-25形を2基搭載し、電動機はイングリッシュ·エレクトリック社製の直流発電機駆動直流発電機が使用されています。

外された1基分のラジエーター。

■ イギリス鉄道博物館 ザ・ワークス
イギリス国立博物館へは、2010年11月と2011年8月に訪問していますが、いずれの時も博物館内にあるザ・ワークスにて整備中でした。
ザ・ワークスは、車両整備の展示スペースで、実際に分解整備が行われ、スケジュールによって作業中のシーンを見学する事が出来ます。
● 2010年11月訪問時
Class 55002の他に、LNER Class A3 4472(フライングスコッツマン)のテンダー(手前左)、Class 20/0(手前右)、Class 52(右奥)が整備中でした。

● 2011年8月訪問時
この時は 55002の他に、マーク1客車BSK(Brake Standard Corridor)が整備中でした。

(イギリス国立鉄道博物館 2010/11/19、2010/08/15)
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2015/03/01 (日) [イギリス]
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