
(タワー・ブリッジ 2011/08/15)
■ タワー・ブリッジ(Tower Bridge)
タワー・ブリッジ は、イギリス・ロンドン市内に流れるテムズ川に架かる跳開橋で、1886年に着工し1894年に完成しました。開通したのは同年6月30日で、昨日でちょうど120年を迎えました。
この橋は、19世紀の後半にロンドン・ブリッジの下流に新たな橋の建設が計画されましたが、ロンドン・ブリッジと新しい橋の建設予定地付近にあるロンドン塔の間にプール・オブ・ロンドンと呼ばれるテムズ川に接する岸辺があり、船舶の入港に障害とならないように可動橋が求められ、公募により左右にゴシック様式のタワー間に跳開橋を設けたデザインが採用されました。
可動部分については、開通当初は水力方式を利用して開閉していましたが、現在は電力方式に変更されています。
2010年11月に訪れた時は、北塔(North Tower)と南塔(South Tower)を結ぶガラス張りの歩道橋と歴史博物館と、水力方式を使用していた時のエンジン・ルームを見学。ヴィクトリア時代の蒸気機関など大掛りな装置を見る事が出来ます。
・ 歩道橋・The Glassed in Walkway(西側)
西側の歩道橋内には橋に関する資料などが展示されています。

・ 蒸気ポンプ式エンジン

(タワー・ブリッジ 2010/11/22)
* 他の写真もございますので、下記の記事を参照下さい。
● イギリスへの旅 (2010年11月)・6/7日目
http://ntmuseum.blog130.fc2.com/blog-entry-346.html
■ タワー・ブリッジの外観
タワー・ブリッジの全長は244m、テムズ川の設置されているゴシック様式の塔の高さは65m。
この塔は北塔(North Tower)と南塔(South Tower)と呼ばれており、その間の上部にはガラス張りの歩道橋が2本架かっています。


ロンドン塔の中から見たタワーブリッジ。

● 道路・歩道橋部分
サザーク側から見たロンドンブリッジ。
橋は中央部分が1車線ずつの自動車用で、その両端が歩道用となっています。


● 跳開橋部分
北塔(North Tower)と南塔(South Tower)間の跳開橋部分。
この橋の開通当初は、テムズ川を航行する船舶の数も多かったので跳開回数も多かったようですが、近年では1日に数回までに減ってしまっています。(開閉しない日もあり)

北塔(North Tower)の歩道付近には、塔と歩道橋(The Glassed in Walkway)にある歴史博物館への入場口があります。

跳開時に分離する歩道の手すり部分。
手すり、歩道、道路部分には少し隙間が空いています。

(タワー・ブリッジ 2011/08/15)
● タワーブリッジの夜景
2010年11月に初めてロンドンに訪れた時、ホテルのチェックインを済ませて最初に向かったのがタワー・ブリッジでした。その日は雨が降ってきてしまい、あまり撮影環境が良くなかった事から2日目に再チャレンジしました。


(タワー・ブリッジ 2010/11/18)
■ タワー・ブリッジ
大きな地図で見る
■ 地球の歩き方 A03 ロンドン 2014~2015
■ ジグソーパズル タワーブリッジ夜景-イギリス 10-733
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