
■ ユーロスター Class 373/TGV TMST ライトユニット交換
ユーロスター Class 373/TGV TMSTは、イギリス・ロンドンのセント・パンクラス駅-フランスのリール・パリ北駅、ベルギー・ブリュッセル南駅を英仏海峡トンネルを経由で運転されています。
編成は両端が機関車で18両の客車が連結された20両編成で構成されており、異常時に備えて編成の中間部で切り離すことが可能です。
電気方式は、交流25,000V 50Hz(LGV、CTRL、およびイギリス国内の架線電化区間)、直流3,000V(ベルギー国内の在来線)の他に、開業時から2007年11月までは、イギリス国内の直流750V(第三軌条電化区間)にも対応していました。
模型はKATO製で、1994年にリリースされた製品。
先頭車の側面に表記されている編成番号は3201となっており、実車ではフランス国鉄の所有する編成です。
セット構成は、8両基本セットと4両増結セット×3で、実車同様の20両編成(車種が実車と一部異なります)となります。
最近になり再生産が行われ、車番変更及び先頭車のヘッドライトLEDが電球色化されるなど一部仕様が変更。
この電球色化されたライトユニットは旧製品にも搭載が可能で、今回Assyパーツのライトユニットを購入し基板の交換を行いました。
● KATO 14730-1G ユーロスターM1 ライトユニット

● ライト基板
・ 旧基板
旧製品に搭載されているライト基板。
両車とも以前にヘッドライト用LEDを電球色LEDに交換しています。

・ 旧基板と新基板の比較
モーター搭載車(上)が旧基板で、トレーラー(下)が新基板に交換後。
基板の大きさ・形状は同じなため、そのまま交換する事が可能。
旧製品では、モーター搭載車用・トレーラー用それぞれ別部品が設定(コンデンサの有無)されていましたが、今回は共通のようです。

● 点灯状態
ヘッドライト用LEDの点灯状態。

・ ヘッドライト
電球色となったLED。
PWMコントローラーの場合、停車時でも明るく点灯します。

・テールライト
テールライトについては、以前の基板のものと変わりはありません。

● M1/Power car
動力車となる電気機関車で、フライホイール付モーターが搭載されています。

● M2/Power car
模型ではトレーラーとなる電気機関車で、動力車と同じ構造となっていますが、モーター・フライホイール・シャフト・ギアなどの動力機構が組み込まれていません。

【関連記事】
* ユーロスター Class 373/TGV TMSTについては、下記の記事も合わせてご覧下さい。
● Eurostar Class 373/TGV TMST
http://ntmuseum.blog130.fc2.com/blog-entry-33.html
● Eurostar Class 373/TGV TMST・ヘッドライト用LED交換
http://ntmuseum.blog130.fc2.com/blog-entry-337.html
● Eurostar Class 373/TGV TMST・実車編
http://ntmuseum.blog130.fc2.com/blog-entry-449.html


(セント・パンクラス駅 2013/12/30)
■ KATO 10-1295 ユーロスター 8両基本セット
■ KATO 10-1296 ユーロスター 4両増結セット
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